表の才と、裏の才とは何か?
私のなかでそう考えるものですが、それは・・・

表の天才=技術力
裏の天才=見えない力

なぜそうなのか。なぜそう考えるのか、お話したいと思います。

まず「表の天才」 です。
これはやはり誰かが見たときに、この人がすごい!と思えることです。
例を挙げてみたいと思います。

(例)--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

パソコンであれば、「早く 文字を打てる」「プログラムの組み方がうまい」
スポーツであれば「あの技ができるのがすごい」「シュートが入るのがすごい」「パスがうまい」
事業であれば「あの事業を思いつくのがすごい」

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ということです。
appleで例をまとめれば、「技術力、開発力、アイディア 」
すごいですよね?世界が認めているでしょう。

誰が見ても、テレビで少しみてもすごいと思うでしょう。
これが「表の天才」

では、「裏の天才」とはなんなのか?
おそらく、これまでさまざまな書籍にも書かれているので、
もう気づいている方が多いと思います。

「なぜ今こんなことを書いているんだ?」

と思う方が多いとも思います。 

それは後程説明するとして、まずは「裏の天才」についてお話させていただきたいと思います。
 
「裏の天才」とは、誰かが見たときにはわからない部分

(例)--------------------------------------------------------------------------------------------------

「テレビで顔を見たりしただけではわからない部分」

「何か技術的なことをしていてもわからない部分」

「結果だけ見ていてもわからない部分」

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 それこそが「見えない力」。「裏の天才」です。

有名な方で言えば、スティーブ・ジョブズ。
この方についてはたくさんの本が出ていますね。
会話術や、神のプレゼンテーションなど、多くが 語られています。

知らない方のためにまとめますと、

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スティーブは一緒に初めてマッキントッシュを開発した相方を会社に入れようとしました。
しかしその相方は大手企業で安定した就職をしていて、断られました。
しかしめげずにその相方の家族にまで話をし、みごと相方を会社に招き入れました。
その時相方の家族は、「あの人は信頼できるひと」「あの人のところへ行くべきだ」 と言った

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大手企業で安定しているのにです。本人も今の企業を優先するといっているのにです。
家族までもが相方を説得しました。

また、今Appleの製品が売れているのは、もちろん高性能だからです。
しかしそのきっかけはプレゼンテーションにかかっています。
そしてここでもスティーブは多くの人を魅了しました。
今では「神のプレゼンテーション」と呼ばれています。

これこそがスティーブの、見ただけではわからない。
実際に話を聞き、プレゼンテーションを動画などでも見て、初めて知る「才」です 。

スティーブは、「自分のできないことをできる人間」を求めていました。
人は一人ではすべてをこなせません。だからこそ支えられる必要があることをスティーブはしていました。
そしてそれを実現できる「人を魅了する力」があったのです 。

また、別の話をしましょう。 
なにも見えない力とは、「魅了する力」だけではありません。
スティーブは優秀な人材を見分けられる目を持っていました。

そしてまた別の人間。今回はホリエモンとしましょう。
このホリエモンは当時の彼女の父親に資金提供をしてもらい起業しました。
その起業時のメンバーはバイトの知り合い。大学の友達です。
どんどん仕事を受け、こなしていきます。
しかし大学のメンバーはその儲けを出すホリエモンについていくことができませんでした。
「あいつは変わった」そう思っていたそうです。
そしてホリエモンは優秀な人材を入れていきました。
どんどん成長していき、いろいろなきっかけはありましたが、またそれは別の話として・・・

ホリエモンは自分の会社に必要で、なおかつ優秀な人材をいれました。
つまり「優秀な人材を見分ける目」を持ち。そして「自分の穴」「会社の穴」がわかっていたのです。 


ここまでに上げたものをいったんまとめましょう。

「魅了する才」
「人を見分ける才」
「穴を知る才」


さらにもう一つ有ります。
それは「信頼を得る才」です。
信頼とは小さなところからコツコツと高めるものです。
私もその意見には同意します。ですが信頼を得ることができるのはやはり才能だと考えています。
会社としてではなく、個人が多くの信頼を得ることです。
スティーブは世界から多くの信頼を得ていることでしょう。
しかしホリエモンは信頼を大きく失いました。
ホリエモンは多くの言葉を発し、多くの異議を受けておりました。
つまり、もとから信頼されていない部分が多くあったと思います。
これが「信頼を得る才」の差だと思います。
しかしホリエモンは会社としては多くの信頼を得ていました。
そう、一人の信頼が大きくなくても会社としてや、団体としては「仕事をこなせる信頼」を持っていれば、
成功します。

では必要ないのか?
いえ、日常生活で本当に助けてくれるのは「信頼してくれている人」たちです。
会社を周りが助けても、個人的には助けてくれない。
必要ありませんか?

以上が私が考える「裏の天才」です。
「天才」が一人を指すのではなく、「表の天才」「裏の天才」が一人を指すと考えます。

皆さんはどう考えますか? 

また、なぜこれを書いているのかというと、
このような有名な方と同等に並べるという保証はありませんが、しかし少なからず手に入れることは可能です。 
それをお話ししたいと思い書かせていただきました。

これからもよろしくお願いいたします。